挨拶

人に好かれる挨拶の効果4選【仕事に与える5つの効果も解説】

握手する
  • 思うように職場の人と信頼関係が築けない。
  • 人間関係をよくしたいけど、どうすれば人に好かれるの?
  • コミュニケーションが円滑になれば、仕事の効率もあがるのに。
  • すぐに実践できる方法が知りたいけど、挨拶って効果あるの?

誰にでも「人に好かれたいっ!」という願望はありますよね。

人間関係がよくなれば、毎日楽しいし、仕事もうまくいくかも・・・なんてことを考えたり。

ほとんどの人が本を読んで、コミュニケーションのノウハウを勉強しようとしますが、

毎日の挨拶に意識を向けることは非常に少ないです。

この記事の内容

  • 職場の人に好かれる挨拶4つの効果
  • 挨拶が仕事に与える5つの影響
  • 〈実体験〉実感した効果
oni

はじめましてoni(おに)と申します。
コミュニケーションの悩みを解決できるコンテンツを運営してます。
僕の簡単な経歴は以下のとおり。

  • 接客業(ホテル・販売など)の社員経験24年
  • 店長及び関東エリアチーフの経験あり
  • 新人教育も担当

※詳しいプロフィールはこちら

この記事では、職場の人に好かれる挨拶4つの効果を解説します。

この記事を読んで実践すれば、職場での印象もよくなり、好かれるようになります。

もちろんコミュニケーションも円滑になりますので、仕事の効率も上がり成果も出やすくなります。

人間関係に悩んでいる方、職場で馴染めない方などは是非最後までお読みください。

oni

24年以上の接客業務を通して、たくさんの人と接してきた僕の記事ですので、
多少は信ぴょう性はあるかと。

職場の人に好かれる挨拶4つの効果

笑顔で挨拶する男性

結論、挨拶のコツを意識して実践すれば人間関係もよくなり、仕事への効果も期待できます!

以下、職場の人に好かれる挨拶4つの効果のを解説していきます。

  • 「挨拶はまず自分から」が効果絶大
  • 恥ずかしがらずに笑顔で目を見て挨拶
  • 相手の名前を呼んでみよう
  • 挨拶のあとに「ひと言」をプラス

「挨拶はまず自分から」が効果絶大

挨拶はまず自分からすると、相手の印象は格段によくなります。

メリットは以下の3つ。

  • 相手に「心を開いている」ことを示す
  • 相手の承認欲求を満たす
  • 相手の緊張をほぐす

相手に「心を開いている」ことを示す

「自分から挨拶する」という行為は、相手に「心を開いている」という姿勢を示すこと。

つまり「私はあなたに関心がある」「あなたと仲良くなりたい」という意思表示になるんです。

人は自分に関心を寄せてくれる人を好きになる傾向があり、挨拶されると無意識に好感度が増していきます。

誰だって、毎日挨拶をしてくれる人を嫌いになったり、不愉快な思いはしませんよね。

「ちわ〜す」「あざ〜っす」みたいな適当な挨拶は、相手に不快感を与えてしまう可能性があるので注意!

相手の承認欲求を満たす

まず、承認欲求とは・・・・

「他者から認められたい、自分を価値ある存在と認めたい」という願望であり、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれる。

Wikipedia

誰だって挨拶されると、少しでも「うれしいな、ありがたいな」なんて感じますよね?

そう感じる理由は、挨拶が「相手の存在を認める(受け入れる)」というコミュニケーション行為だから。

挨拶されると、相手は「自分に気付いてくれた、受け入れてくれた」と感じて承認欲求が満たされるんです。

自分を認めてくれる相手に好感を持つのは当然ですよね。

相手の緊張をほぐす

挨拶で声を出したり、笑顔をつくるとお互いの緊張がほぐれます。

緊張がほぐれる理由は「相手の承認欲求を満たす」で解説したように、

挨拶が「存在を認め、受け入れる」行為だからです。

お互いがお互いを受け入れ、安心感を得ることでふっと肩の力が抜けるんですね。

oni

ちなみに、「苦手な人」や「まだあまり仲良くない人」にこそ自分から挨拶をしてみてください!
思い切って挨拶することで、相手の緊張もほぐれて、あなたへの印象もよくなるかも。

以上が自分から挨拶をするメリットの解説です。

悩んでる人

いやいや、そうは言っても

自分から挨拶なんて、恥ずかしいよ〜!

と思う人もいるかもしれませね。

安心してください!正直、僕も人見知りが激しすぎて、

社会人になりたての頃は自分から挨拶なんてできませんでした。

はじめは自分から「笑顔で会釈」だけでも大丈夫です。

そのうち徐々にできるようになりますので!

恥ずかしがらずに目を見て笑顔で挨拶

いつも笑っている人にはどこか親しみや安心感があるものです。

挨拶だって同じです。笑顔は相手に安心感を与え、元気な気持ちにさせます

さらに「目を見て」挨拶することで、

「私に笑顔を向けてくれている、嬉しいな!」と特別感を感じます。

そうすれば、相手との距離感もグッと縮まること間違いなしです!

悩んでる人

いやいや言ってることはわかるけど、
目を見て笑顔なんて、ちょっと無理だよ〜!

と思ってますよね。たしかに恥ずかしいかもしれませんが、大丈夫です。

はじめのうちは相手の目を見なくても問題ありません。

相手のほうに顔を向けて、微笑みつつ挨拶してみてください。

それだけでも、じゅうぶん感じのよい印象になりますので。

相手の方を見ない、ムスッとした表情はダメ!「機嫌が悪いのかな、無理に挨拶したのかな」と相手が困ってしまいます。

相手の名前を呼んでみよう

「〇〇さん、おはようございます」「〇〇さん、ありがとうございます」など、

挨拶では「ネームコーリング効果」を意識して、相手の名前も一緒に呼んでみましょう。

僕的には、これがいちばん効果を実感したコツでした!

ネームコーリング効果

人は自分の名前に好感をもっていて、名前を呼ぶ人に対しても無意識に好感をもつこと

名前を呼ばれた相手は「自分に向かって言っている」「自分が選ばれている」と特別感を感じて、

あなたに親近感を感じるようになるんです。

自分の名前って、親しみをもってますし、呼ばれたらやっぱり嬉しいですよね!

悩んでる人

仲のいい人ならともかく、名前を呼ぶのは難易度高いな〜

と思いますよね・・・当然です。はじめは僕もめちゃくちゃ恥ずかしかったです。

ですから、まずは「呼びやすい関係性の人」の名前を呼ぶだけでいいです。

しかもすべてのシチュエーションで名前を呼ぶのではなくて、

「おはようございます、のときだけは名前を呼ぶ!」とかって決めてしまえば実践しやすいですよ。

挨拶のあとに「ひと言」をプラス

挨拶の後にちょっとした「ひと言」をプラスしてみてください。

プラスする「ひと言」にジャンルや内容は問いません。

それよりも、この「ひと言」から少しでも会話がはじまることが大事です。

挨拶のあとにワンフレーズが続くだけで、相手は「自分のことを気にかけてくれている」や「自分に関心を持ってくれている」と感じて、

あなたに好感をもってくれるようになります。

悩んでる人

まだ、やることあるの?
「ひと言」プラスって、
それができたら苦労しないよ!

って思いましたよね?

安心してください、すぐにできる必要はありません。

まずは、上記の挨拶のコツ1~3までをできるようになることが先決です。

1〜3のコツができるようになったら、ぜひ4をトライしてみてください。

いくつかパターンを用意しましたので、下記の「ひと言」も参考にしてみてください。

そうすると、会話が生まれやすくなります。

おすすめのプラス「ひと言」

  • 周知の事実について(家族のこと・趣味について):
    「〇〇さん、おつかれさまです。今日は、お子さんの誕生日ですよね?」
    「〇〇さん、おはようございます。そういえば、スノボーがお好きなんですよね?」
  • お礼を述べる:
    「〇〇さん、おはようございます。きのうは△△を手伝っていただいてありがとうございます!」
  • 相手のスケジュールについて(旅行の予定・仕事関係など):
    「〇〇さん、おはようございます。昨日の会議はどうでしたか?」
    「〇〇さん、おつかれさまです。明日からの旅行楽しみですね?」

挨拶が仕事に与える5つの影響

会議
悩んでる人

挨拶で人に好かれるコツはわかったけど、
仕事でも毎日の挨拶って効果あるの?

結論、めちゃくちゃ効果はあります!挨拶がきちんとできるかどうかで、

仕事の「質」も変わってくるくらいです。

では、以下挨拶が仕事に与える5つの効果を解説します。

  • 士気が高まり、お互いが気持ちよく働ける
  • 気配りのできる人だという印象をもたれる
  • コミュニケーションのきっかけになる
  • 人に好感をもたれるようになり人間関係が良好になる
  • 自己肯定感が上がる

士気が高まり、お互いが気持ちよく働ける

挨拶は「仕事への姿勢」をあらわしてします。

「今日も1日、どうぞよろしくお願いします」「みんなで協力してがんまりましょう」というメッセージみたいなものですね。

明るく元気に挨拶することで、自然と一緒に働く人たちへの「感謝」や「敬意」がわいてくるはずです。

そのメッセージは職場の人たちにも伝わるので、仕事への士気も高まり、気持ちよく働けるのです。

仕事はひとりではできません。お互いにフォローし合わないと、いい成果は出せませんよね。

oni

社会人にとって、「挨拶はマナー」といわれますが、
そのマナーには「仕事への姿勢」も含まれますよ。

気配りのできる人だという印象をもたれる

きちんと挨拶ができる人は「気配りのできる人」という印象をもたれます。

なぜなら、挨拶が「社会常識であり、相手へのリスペクトである」と理解している人だと思われるから。

たとえば、これから一緒に仕事をする人が「ちわ〜す」みたいな挨拶をしてきたらどう思いますか?

悩んでる人

雑にあつかわれた感じがして、すっごく不愉快だな!

一緒に働く人への挨拶は「敬意・協力・親愛」の意思表示です。

挨拶をないがしろにしてしまうと、「相手の立場に立って物事を考えられない、協調性がない」というレッテルを貼られてしまいます。

挨拶が原因で「自分の価値を下げてしまう」のは、仕事上大きなマイナスですよね。

oni

「気配りができる」とは「協調性がある、相手の立場で物事を考えられる、率先して行動できる」ということでもあります。

コミュニケーションのきっかけになる

「人に好かれる挨拶のコツ4選」でも解説しましたが、

挨拶がきっかけで好感をもたれたり、会話がはじまることってたくさんあります。

きちんと挨拶をする人は、なんだか「自分のことを受け入れてくれそうな」安心感がありますよね。

つまり、まわりの人から「話しやすい・話しかけやすい」というイメージになるんです。

「話しやすい人」のメリットは以下の3つ。

  • 自分の考えを相手に話しやすくなる
  • 相手の意見を聞き出しやすくなる
  • お互いに作業の依頼がしやすくなる

当然ですが、「報・連・相」以外にも、上記ようなコミュニケーションが増えるので、仕事効率も上がっていきます。

人に好感をもたれるようになり人間関係が良好になる

挨拶のコツを意識すれば、人に好感をもたれるというのは前述しました。

結局、会社でもプライベートでも、きちんと挨拶をする「感じのいい人」のまわりには人が集まってくるんですよね。

当然、意思疎通が円滑になれば、人間関係もよくなっていきます。

会社の場合、お互いの「性格」や「仕事のやり方」もわかってくるので成果が出やすくもなるんです。

また会社の上司が「つきあいやすい、一緒に仕事しやすい」とポジティブな印象をもってくれた場合、

  • 新しい仕事にチャレンジできる(新規事業立ち上げなど)
  • 人脈ができる(取引先やクライアントなど)

上記のような可能性もあります。

oni

人間関係が良好になれば、ストレスも少ないし、自分の能力をぞんぶんに発揮でます!

自己肯定感が上がる

挨拶は自己肯定感が上がります。これは僕自身が実感しています!

悩んでる人

挨拶するだけで、どうして自己肯定感が上がるの?
そもそも仕事となんの関係があるの?

って思いますよね。以下解説していきます。

職場などで挨拶をすると、ほとんどの場合、相手から挨拶は返ってきますよね。

挨拶は相手の「承認欲求を満たす」というのは前述しましたが、

実は挨拶をすることで、同時に自分の承認欲求も満たしているんです。

相手から挨拶が返ってくると、、

  • 相手が「自分を認識して、尊重してくれている」と感じること(うれしい)
  • 自分が「他者とのつながりを大切にしている」と実感すること(ありがたい)

この2つの感情が生まれ、モチベーションにつながっていくんです。

自分がしっかりと社会や会社組織の中で存在していると感じられると、積極的にコミュニケーションをとったり、

仕事で「誰かの役に立ちたい」「仕事で成果を出したい」という思いが強くなるんですね。

つまり自分に自信が出てくるんです。

仕事じゃなくても、日常生活で「相手が自分を尊重してくれたり、自分も相手を大切にする」ことで、

自己肯定感は上がっていきます。

挨拶は相手への「感謝」「敬意」の意思表示です。

だからこそ、相手が挨拶をきちん受けとってくれるのは、とっても幸せなことなんです。

oni

自己肯定感とは精神的なものですが、仕事に与える影響は計り知れないです

実感した効果〈実体験〉

仲間とのチームワーク

実際に僕が挨拶をとおして実感してきた効果をご紹介します。

  • いつの間にか会話の中に入っている
  • 自分の意見を言えるようになる
  • ふつふつと感謝の気持ちがわきあがる
  • 自己肯定感が上がり自信がついた

いつの間にか会話の中に入っている

もともと人見知りでコミュ障だった僕は、話しかけやすい雰囲気の人間ではなかったです。

でもある時、「このままじゃいかん!」と笑顔で挨拶を徹底するように・・・

すぐに挨拶の効果はでませんが、続けることで確実に同僚の僕に対する印象が変わったことを実感しました。

流れとしては、

「ちょこっとだけ話しかけられる」➡︎「話題を振られるようになる」➡︎「気がついたら同僚たちの会話の中に入ってる」

・・・・って感じ。

最終的には仕事の相談を受けるようにまでなってました!

まぁ、僕が「話しかけにくい印象」から「話しかけやすい印象」に変わっただけなんですけど。

でも、はじめ同僚は、僕が「急なキャラ変をした!」と、ちょっと驚いてましたけどね。

oni

明るく元気な挨拶を継続することで、必ずまわりの人との意思疎通が
とりやすくなっていきます!

自分の意見をきちんと言えるようになる

次第にまわりとのコミュニケーションが円滑になると、

お互い相手の「性格」や「仕事のやり方」がわかってきます。

相手の「人となり」がわかると、自分の意見を発言しやすくなるんです。

毎日のコミュニケーションで相手に対する信頼度が上がり、

結果的に、情報交換やディスカッションなどの回数も増え、仕事効率も上がりました。

特に職場で何かをしなければならないときに、

チームとして「目標」に向かう一体感が生まれたのは嬉しかったです。

oni

お互いの意見が言いにくいと、なかなか仕事の成果は上がっていかないですよね

ふつふつと感謝の気持ちがわきあがる

職場のコミュニケーションが円滑になると、

ありがとう」「助かります」「うれしいです」といった「感謝」の言葉も増えていきました。

僕は、感謝の言葉を口にするのは、相手の好意や気遣いを「かみしめる」ことだと思ってます。

だからこそ職場で同僚の協力や支えを実感するたびに、ふつふつと感謝の気持ちがわきあるんですよね。

僕は挨拶をとおして、しっかりとまわりに意識が向けられたからこそ「感謝のきもち」が生まれたんだと思います。

oni

感謝の気持ちが強くなる分、不思議と仕事へのモチベーションも上がりますよ!

自己肯定感が上がる

「挨拶が仕事に与える効果5つ」でも解説しましたが、毎日の挨拶が想像以上に自分の力となります。

挨拶をとおして、

  • 相手を大切にしているという実感
  • 相手から受け入れられいてるという喜び

といった感情がうまれ、確実に自己肯定感が上がっていきます。

だから僕は、欠かさずに丁寧な挨拶をするようにしています。

相手に「感謝や敬意」を示すことは、自分の存在価値を高めることにつながるので。

oni

挨拶は「相手のため」でもありますが、結局は「自分のため」にもなるんですよね!

※挨拶をしな人の対処法が知りたい方は、ブログ「挨拶をしない人に感情的にならない3つの考え方」のリンクを貼ってますのでご覧ください!

合わせてチェック!

まとめ【まずは挨拶から。悩む前にすぐ実践しよう!】

悩んでいる女性

最後に「人を動かす」の著者でありアメリカの権威、テール・カーネギーの言葉を。

デール・カーネギー

人に好感を持たれたければ、誰に対しても挨拶をすることだ。挨拶ほど簡単で、たやすいコミュニケーション方法はない

本気で人に好かれたいのなら、毎日の挨拶こそが大切です!

挨拶は「誰でも・いつでも・どこでも」すぐにできる簡単なコミュニケーションツールですので。

より効果的な挨拶をするためには、以下の4つを意識してください。

  • 挨拶はまず自分からが効果大
  • 恥ずかしがらずに笑顔で目を見て挨拶
  • 相手の名前を呼んでみよう
  • 挨拶のあとに「ひと言」をプラス

挨拶をされて不愉快に感じる人はほとんどいません!

本文で紹介した仕事への効果も含め、毎日の挨拶を意識してみましょう。

確実に相手との距離も縮まり、円滑なコミュニケーションがとれるようになりますので。

はじめのうちは「恥ずかしい」「相手の反応が怖い」などの不安もあるかもしれませんが心配いりません!

oni

人見知りでコミュ障だった僕でも実践できましたので!
まずは行動あるのみ!

この記事が、あなたの参考になれば幸いです。

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