なかなか人と打ち解けられない・・・・
でも中には、なぜか話したらすぐ相手に好かれる好感度の高い人っているよなぁ。
自分と何が違うんだろう・・・・・
人に好かれる話し方の特徴とかあるなら知りたい!
こういった要望に応える記事です。
コミュニケーションは相手との関係を深める重要なツール。
当然ですが、「話し方」によって相手に好かれたり、好感度だって上がります
誰だって「人に好かれる」ような話し方をしたいと思いますよね?
でも実際は、コミュニケーションをとっても「すぐには相手と打ち解けられない」という人は非常に多いです。
はじめましてoni(おに)と申します。
コミュニケーションの悩みを解決できるコンテンツを運営してます。
僕の簡単な経歴は以下のとおり。
- 接客業(ホテル・販売など)の社員経験24年
- 店長及び関東エリアチーフの経験あり
- 新人教育も担当
※詳しいプロフィールはこちら。
結論、「人に好かれる話し方」の特徴がわかれば、誰でも会話で人に好かれるようになります!
なぜか、話すとすぐに相手から好かれる好感度の高い人っていますよね?
本記事では、好感度の高い人がやっている「人に好かれる話し方」の特徴5選を解説します!
話し方の特徴がわかれば、人に好かれやすくなり、これまで以上にコミュニケーションが円滑になります。
プライベートで気の合う仲間を増やしたい方、職場で相互理解を深めて生産性を上げたい方はぜひ最後までお読みください!
24年以上の接客業務を通して、たくさんの人と接してきた僕の記事ですので、多少は信ぴょう性はあるかと。
好感度が高い人がやっている「人に好かれる話し方」の特徴5選
好感度の高い人がやっている「人に好かれる話し方」の特徴は以下の5つ。
- 笑顔を忘れない
- 興味をもって相手の話を聞く
- 相手を否定しない
- 簡潔にわかりやすく話す
- 相手の反応を見ながら話す
ひとつずつ解説しますね。
笑顔を忘れない
1つ目は「笑顔を忘れない」こと。
これは人とのコミュニケーションにおいては基本中の基本!
笑顔で会話を始めると、場の雰囲気がパッと明るくなったり活気が出たりします。
また、初対面であれば「相手の緊張をほぐす」効果もあります。
興味をもって相手の話を聞く
次に「興味をもって相手の話を聞く」ことです。
ひとつずつ解説します。
相手に安心感を与えて、好感をもたれる
会話には必ず「相手」がいます。
「相手が何を考えているのか」を考えずに、自分の考えばかりをしゃべっていては、会話は成立しませんよね。
好感度の高い人の話し方は自分本位にならなず、必ず相手を中心に会話を進めます。
人は誰でも、「自分のことをわかってほしい、認めてほしい」という気持ちをもっています。
相手の話を興味をもって聞くことで、相手は、
自分の話を真剣に聞いてくれてる!なんだか安心して話せるなぁ
と「自分を大切にしてくている」と安心感を感じて、あなたのことを好きになるんです。
自分の知識量が増える
相手の話に興味をもって聞くことで、自分の知らない知識が増えていきます。
当然ですが、自分の話ばかりを話す人には、「新しい情報」は入ってきません。
相手の話から、自分がまだ「経験したことないジャンル・知恵」など、自分の知識を深める機会を得られるんです。
「相手の話を聞く」って言っても、どのくらい聞けばいいの?
て思いますよね。
おおよそですが、「話す(自分の話)」と「聞く(相手の話)」の割合は「2:8」か「3:7」と言われています。
会話の相手との関係性でその割合も変わってきますが、相手の話を聞く割合は7〜8割くらいを意識しましょう!
相手のニーズがわかり、会話の糸口になる
相手の話を聞くことで、相手のニーズが理解できて会話の糸口になります。
「相手のニーズを理解する」のはビジネスにおいては、とても重要です。
商談やプレゼンなどで、相手が「何を求めているか」がわからないのに、自分ばかり熱心に話しても取引はうまくいきませんよね。
また、相手のニーズがわかれば、相手の「話したいこと・聞きたいこと」がわかります。
相手の「話したいこと・聞きたいこと」を糸口として会話を進めれば、会話は盛り上がりますよね。
「相手の立場に立って」話を聞くことができれば、相手もあなたの話を真剣に聞いてくれます。
相手を否定しない
会話の中では、「相手を否定しない」ということも重要です。
誰だって、自分の意見を否定されれば嫌な気分になりますよね。当然あなたとの会話もいい印象はもたないでしょう。
特に「でも」「だって」「どうせ」などのネガティブワードが口癖になっている人は要注意!
たとえば、
明日A社に営業に行って、話を聞いてもらおうと思ってるんだ!
でも、あそこは条件かなり厳しいし、どうせ断られるよ!
こんなふうに真っ向から否定されれば、もうその人と話す気はなくしますよね。
ただし、「相手の意見を否定しない」というのは「相手になんでも合わせる」ということではありません。
「相手の意見を否定しない」というのは、自分の意見を伝える前に「相手の意見を受け止める」ということです。
手順としては下記の流れです。
先程の会話の場合、
明日A社に営業に行って、話を聞いてもらおうと思ってるんだ!
そうなんだね。でもどうしてA社に営業に行こうと思ったんだい?
A社の得意分野は〇〇だからね。事業拡大にはA社のもつ〇〇の知識が必要なんだよ!
なるほど、そうだったんだね。これは僕の意見だけど・・・・・
A社は取引する会社の基準がかなり厳しいらしいから、難しいと思うんだけど、どうかな?
「あなたの意見は理解した」と共感を示した後、
「私はこう思うんですが、どうでしょうか?」という呼びかけをすることで、自分の意見を伝えています。
こうすれば、問題が解決しなかったとしても、相手から余計な「反論」「反発」はなくなりますよね。
人に好かれる話し方のポイントは、相手の意見に「同意」はできなくても「理解」は示すということ。
相手を否定せず、信頼関係を築く会話の方法を知りたい方は、ブログ「【効果大!】職場で信頼関係を築く3つのコミュニケーションルール」もお読みください!
結論から話す
コミュニケーションでは相手に「結論から話す」ことも重要です。
結論から話すことで下記のメリットがあります。
- 何を伝えたいのか迷わなくなる
- 相手に何を伝えたいのかが明確になる
- 情報のヌケ・モレがなくなる
話しながら、最初はこれを話して・・・その次は・・・・と話しながら考えると、自分の真意を正確に伝えることができません。
相手との不要なトラブルや誤解を防ぐためにも、大事な話こそ「結論」から話しましょう。
「結論」から話すにはPREP法という型を参考にしてみてください。
「結論」から話すことで、相手には「これから何について話す」のかが明確になります。
たとえば、
話す要点が明確になっていれば、相手はあなたの話を聞きやすくなり、真意も理解しやすくなるんですね。
相手も疑問点などを質問しやすくなるので、相互理解が深まっていくんです。
仕事でもプライベートでも相互理解が深まれば、それだけ親近感もわきますし、仕事の生産性も上がりますよね。
自分の考えを伝えるのが苦手な方は、ブログ「考えを伝える前にやすべき3つのこと【伝えるコツと注意点も解説】」も合わせてお読みください!
相手の反応を見ながら話す
どんなにいい話をしていていも、その話を相手が理解しなければ意味がありません。
最後は、「相手の反応を見ながら話す」ことです。
「相手の反応を見ながら話す」ときのポイントは、前提として「相手は自分の話をすべては理解できていない」と疑うことです。
ですから、相手の理解のスピードに合わせて伝えることが大切なんですね。
以下を参考に反応を見ながら話をしてみましょう
会話は自分と相手との共同作業です。
相手の立場に立って徹底的に理解度を確認しながら会話を進めることが、人に好かれるかどうかのポイントになります。
「伝えたい!」という思いが強ければ、そのぶん「自分に集中」してしまいがちです。まずは相手の様子を確認しましょう!
人に好かれる話し方「3つの小ワザ」
前述した特徴は最もコミュニケーションで大切な根幹部分ですが、より効果的に相手の好感を得る「小ワザ」を解説します。
自分の失敗談を話す
まずは「自分の失敗談」を話すことです。これは最も効果的な「自己開示」になります。
ちょっとした失敗談を話すことで、自分のことをオープンにして相手の警戒心をほぐします。
相手がリラックスしてくれば、話しやすい雰囲気ができてきます。
たとえば、
実は昨日あわてて家を出たので、靴下が左右違うのを履いていることに気がつかなかったんですよ。
それを職場の女の子に指摘されてしまって、恥ずかしかったんですよね〜。
このように「私ってこんなミスをしちゃったんですよ〜」「こんなドジを踏んじゃったんですよね〜」と相手に開示することで、
場の雰囲気も和みますし、相手も「自分に心を開いてくれている!」と親近感をもつんですね。
ちょっとした「自分の失敗談」は、初対面の人であれば、より効果的ですよ!
会話の中で相手の名前を呼ぶ
会話の中で、相手の名前を呼ぶのも「人に好かれる」大きなポイントです。
誰でも、会話の中に自分の名前が入ることは嬉しいですよね。
それは、相手が自分をしっかりと認識して、大切にしてくれていると感じるからです。
たとえば、
- 「さきほど、〇〇さんが、おっしゃっていたように・・・・」
- 「〇〇さんも、そう考えていらっしゃいましたか・・・」
- 「〇〇さんも、ご存知かと思いますが・・・・」
会話の中で、わざわざ相手の名前を入れなくても、話は通じます。
しかしあえて「相手の名前を呼ぶ」ことで、「私はあなたを大切に思っています」という敬意を示すことになるんです。
また、会話の中で相手の名前を呼ぶことは、「相手を話題の主役にする」効果もあります。
たとえば、
〇〇さんがお相手だと、いつも楽しくて、ついついしゃべりすぎちゃうんですよね。
このように自分が「楽しい」と言ってますが、会話の主役は「楽しくさせている」相手ですよね?
相手が「自分が重要視されて、大切に扱われている」と感じれば、あなたに対しても心を開いて、より好感度も上がっていきます。
普段の会話から、自分がどれだけ相手の名前を呼んでいるのか意識してみましょう!
こまかく褒める
会話の中で、こまかく相手を褒めることも大切です。
大きく褒めるのは自分も相手もなんだか気恥ずかしかったり、場合によっては相手に「お世辞」だと思われてしまう可能性があります。
ポイントは会話の中で、正直に相手の長所を伝えて「こまかく褒める」ということ。
たとえば、
- 資料といえば、〇〇さんの作った資料は数字も見やすくて丁寧ですよね!
- 〇〇さんの電話対応は、すごく丁寧で気持ちがいいです
- 〇〇さんの説明は具体的で、すんなり頭に入ってきます
前述した、「相手の名前を呼ぶ」のと一部似ていますが、相手の自己重要感を満たす効果があります。
「自分のことをしっかり見てくれている、自分を認めてくれている」という自己重要感が満たされるんですね。
相手はあなたに対して親近感を抱いて、自分の意見を話しやすくなります。
話し方で嫌われないための3つの注意点
会話で好かれるには、反対に嫌われないための注意点も覚えておかないといけません。
ひとつずつ解説しますね。
相手の話を奪わない
まずは、「相手の話を奪わない」こと。
相手が話しているときに「自分が話したい」と思っても、グッと我慢をすること。
たとえば、
僕は無類のコーヒー好きなんですよ!
えっ!?コーヒーですか?いや〜、私も大好きなんですよ!先日なんて・・・・・
・・・・・・・・・・・
相手の話を遮って話してしまったり、相手の話を奪ってしまうことは会話のルール違反です。
これは好かれる好かれない以前の問題です。
もし自分が話したい内容であれば、まず相手がひとしきり話した後で、自分が話すように意識しましょう。
自分の「知っていること」「経験したこと」などが話題になって「話したい!」と思っても、グッと我慢しましょう!
余計なひと言はいわない
これも意外にやってしまう人が多いですが、「余計なひと言はいわない」こと。
このタイミングで「そんなこと言う?」という人はいますよね。
気をつけたいのは、
- 正論をストレートに言う
- 自分の感情に正直に言う
わかりやすく言うと、「空気が読めない」人ってことですよね。
正論をストレートに話すと、相手が傷つくこともあります。
または相手が「マウントを取られた」と感じ不愉快にも感じます。
会話の中で、どんなに自分の意図にそぐわなくても相手の感情に寄り添って伝えることが必要です。
たとえば、
僕は無類のコーヒー好きなんですよ!このあいだ美味しいお店を見つけて興奮しちゃいましたよ!
そうなんですね。でも私、あまりコーヒー好きじゃないから・・・
このように、自分の感情をストレートに言うと、相手は困ってしまいます。
この場合は、
そうなんですね。私は普段あまりコーヒーを飲まないですが、そんなに言われると気になります!
と相手に寄り添った言い方をすれば、傷つけたり、不愉快にさせることはないですよね?
すぐに馴れ馴れしい口を聞かない
これも意外にやりがちですが、「すぐに馴れ馴れしい口を聞く」ことです。
本当は「仲良くなりたい!」という気持ちだからこそ、タメ口やあだ名で呼んだりしてしまうんですよね。
でも、このアプローチはかなりリスキーです。
相手はあだ名で呼ばれたり、タメ口をきかれることに大きなストレスを感じる可能性があります。
自分が良かれと思っていても、相手の心情はわかりませんので、相互理解が進むまでは「さん」付けで呼ぶようにしましょう!
ある程度、気心が知れた仲であれば、タメ口やあだ名で呼ぶことは、より関係を深めるきっかけになるんですけどね。
まとめ【人に好かれる話し方の真髄は、相手の立場に立つこと!】
本記事では、好感度の高い人がやっている「人に好かれる話し方」5選を解説しました。
「人に好かれる話し方」は、特別なスキルではありません。
誰でも今すぐにでもできるものです。
誰でもすぐにできるものですが、1つだけ意識してほしいことがあります。
それは「相手の立場に立つ」こと。
コミュニケーションには必ず「相手」がいます。
相手がいるからこそ自分は気持ちよく話すことができるし、相手から知識を得ることができるのです。
ですから、常に相手の立場に立って、
- どんな話をしたいのだろう、どんな話を聞きたいのだろう
- 何をしたら相手は喜ぶのだろう
- 何をされたら相手は傷ついてしまうのだろう
これらを真剣に考えてください。
そして、明日からでも以下のことを実践してみてください。
- 笑顔を忘れない
- 興味をもって相手の話を聞く
- 相手を否定しない
- 簡潔にわかりやすく話す
- 相手の反応を見ながら話す
好かれる話し方とは、結局は「人への思いやり」です。相手の立場に立って、思いやりの心で対話してくだい。
そうすれば、近い将来必ず「人に好かれる話し方」を身につけているはずです。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。